彼からのメッセージ

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彼からのメッセージ

「まあや!愛してる♡」 彼からのメッセージ。 「『私もだよ〜』っと、」 私の名前は「真彩」。中学2年生。 今18歳の彼とお付き合いをしている。 彼はいつも「愛してる」「好き」「大好き」って言ってくれる。 最初は嬉しかった。 けれどそんな幸せなんて続かなかった。 「まあや〜」 「なあなあ」 「おーい」 「ねえ、無視?」 こんな感じに少しかまちょ(?)の人だった。 「『返信遅くなってごめんね💦どうしたの?』っと。」 この生活には慣れるしかないな…、 私はダンス教室に通っている。 練習21時までなんだけど親が「もうちょいやってから帰ろ〜」というので22時までダンスをしていた。 私は思い出した…それは、彼に「21時に習い事終わるからそっから話せる」と… 完全にやらかした… しかもスマホ21時30分までしか使えないんだけど…、 まあ時間制限のことは伝えてるし大丈夫っしょ! 私はそのまま続けた。 ほんとうは「ごめん、長引きそうだから話せない」ってメッセージ送りたいけどダンス教室、スマホ出しちゃいけないんだよね。持ってきていいらしいけど 私は22時まで一生懸命練習した。 気づけば22時。 「やべ、帰らなきゃ!」 私は片付けを始め、コーチなどに「お先に失礼します。お疲れ様でした!」といい、走って帰った。 彼の配信枠に入り、「なんでなんも返してくれないの?」と言ってたので「ごめん習い事長引いた」と言った。 すると、 ポン♪ 友達からメッセージが来た。 しかも、めんどくさい友達から… 「なあなあwこれお前のアカウントやろ?ww」 …あ、終わった。 こいつ(友達)人の広めてほしくないものを広める口軽の人間だった。 私は垢消ししないといけなくなった。 周りにバレるとやばいからだ。 そして私は彼にこう言った。 「ごめん、垢消ししないとかもしれない…」 彼「どした?なんかあった?」 「アカウントバレた。しかもリア友に。」 彼「あ〜…なるほどあいつか。〇〇やろ。」 「いや、〇〇は関係ない。」 「だから垢消しする、ごめんね。」 彼「は?じゃあ俺の配信もうこないの?」 「うん、そうなる…ごめんね。」 「じゃあね。」 そう言って私はアカウントを消した。 すると彼から大量のメッセージが… って言いたいけどレッスン中に来たのも結構あった。 「今から話そうや〜」 「ねえ〜無視〜?」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「スタンプ」 「ねぇ〜」 「え、無視」 「?」 ーーーーーーーーー未読メッセージーーーーーーー 「……」 「もういい。」 「こんなやつだと思わなかった。」 「無理」 「バイチャ」 「もう無理別れようバイチャ」 「…」 私はだんまりした。すべて見ると54件。 そして彼はいつも「好き」や「愛してる」って言ってくれる。 正直私はその言葉が苦手になってきた。 時間制限の都合で返事を返せず、私は何もできなかった。 時間制限が解けたら私はきっとこう返す。 「わかった。短い間だけどありがとう。そしてさよなら。」 ー完結ー
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