すき心拝見いたします

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【Time2】 優しい雰囲気のなかに どこか凛として 風が吹こうとも あらがうことなく 揺られながらも 鮮やかなひとがいた ________________ あなたのすき心背景いたします 季節がひとつ移り行く手前 時に空は雨粒や雷雨を もたらしながら それでも照りつく日差しもある わたしは あの人をみたとき 【透】すきをみた 心に濁流がこようとも 晴れ渡る日にも 透きわたるような人 _______________ 珍しくはやく 家路についた人は パソコンを開いて 小さなため息と一緒に 画面もみないで ぼんやりしていた 今日はみていたけれど 変わりのないように 見えたから不思議で ふわりと 舞いながら  眺めていた かわりのない日々が いつまで続くんだろうと 小さく呟いたひと 怖いんだ 本当は透きわたらせても いつか限界がきそうだから そんな日が怖いんだ このひとの、すきは 誰にもふれられないほどに 律した心が真ん中にある ありのままばかりじゃ それは無理がくるよ うまく仮面を 取り外しできたならいいのに 不器用だからこそ 透きわたり続ける心 濁る日がきたとしても 飲み込まれそうになっても あなたのすきをみたから 言葉の魔法を片隅に 笑いたくないときは むりをしないで 泣きかたを 忘れたのではなくて 泣くことを 許さないようにしてるだけ たまには 涙をながして 涙が濁流を 透き通らせるから 不器用だからこそ 素敵なあなたに いつまでも 変わらない日々だとしても なにかは 変わっていってると きづいているのでしょう? あなたは 風にもあらがわず ちゃんとそこにいられる人 ひとりぼっちに 自分からならないで 見渡したなら かわり行く日々が もっと素敵になる あなたは 自分で魔法をかけて これからも 凛として 時には涙もながして たくさん笑って そうして また居心地がいい 透きわたる心を こっそりみにいきます 強くなくていい 弱くなくていい いま この瞬間を大切に 【Time3】9月24日(日)公開予定
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