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第14話 *R18
天音がこれからすることが浮かび上がりそうになり、頭を振って追い払った。想像しても、勿論見てもいけないような気がして、彼の言う通り後ろを向いていた。
そうしていながらも、耳は天音の少しの動きでも拾おうとする。
ローションの蓋をあける音。それから、ん……と軽く呻く声。
やがて、くちゅくちゅと淫靡な水音と、甘い吐息。
先程のやり取りで、やや萎えぎみだった場所にまた熱が溜まってくる。頭がかっと熱くなり、心臓が物凄い音を立てている。
俺は堪らなくなり、振り返った。
天音はソファの上で四つん這いになっていた。女のよりは固そうだが形の良い白い双丘をこちらに向けている。片手はその双丘の間にあり、小さな穴に指を二本入れていて、ぐちゅぐちゅと抜き差ししている。
──── あまね……っ。
声も出なかった。
想像はしたものの、それ以上の破壊力だった。
俺はぐっとその白い綺麗な丘の片側を掴んだ。
「え、し ── あぁっっ!!」
天音が気づいて指を引き抜こうとした瞬間、それを防いで更に俺の指を一本突っ込んだ。今までにない高い声があがる。
俺はその輝くような美しい背中に自分の胸を当て、耳朶を甘噛みしながら囁いた。
「ひとりでするなよ」
「四季……見るなって言ったのに」
「萎えたりなんかしない。ほら、わかる?」
天音の尻辺りに昂った屹立を当てる。もういつでも入れられる状態にまでなっていた。
────っていうか、そろそろ限界だけどね。
ふふっとまた嬉しそうな笑い声がした。
「いいよぉ。もう平気だから ───きて……っ四季」
天音は俺の指諸共二本の指を引き抜いた。通常よりは広がったそこが露になる。
それでも。
俺のこれがそこに入るのか、不安だった。
「大丈夫だから」
優しい天使の声。
俺はそこにそそり立った熱をぐっと押し入れた。
「きつ……っ」
入ったのはほんの先だけ。思った以上にきつく、思わずそんな言葉が零れてしまう。天音からも「んんーっ」と苦し気な声が漏れる。顔は見えないが、辛そうな表情をしているのではかと思うと、躊躇してしまう。
「もっと……強くしても平気……だから」
そんな苦し気な声で煽るようなことを言われ、俺は堪らなくなった。
────もう、止められないからなっ。
再びぐっと力を込める。ゆっくりと押し進めると、少しだけ楽になる。天音が使っていたローションと、俺のから滲み出る先走りのせいか。
根元までなんとか収めると、俺はふっと息をついた。
天音の内は熱く、きゅっと包み込まれているようで、酷く気持ちが良かった。
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