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つまり「小説というファンタジーへの過剰な傾倒」も、「内容と場合によっては命に関わるレベルで危険」だということです。
最近、思うことなのですが、「ノンフィクションを含む」、「あらゆる媒体での」、「ファンタジーへの過剰な傾倒は危険」だと思うのです。
例えば、「子供が学校にも行かず一日中家に引きこもってゲームだけをして、そこに出てくる剣とか魔法とかが現実にもあると本気で思っている」ほど「ファンタジーに傾倒」している状態が危険であるように、
「親が、子供にはゲームを一切やらせず、勉強だけを一日中させていれば、東大から上場企業に行って一生面倒見て楽させてくれる」という「ファンタジーに傾倒」している状態も同じくらい危険、ということです。
そういう成功例が、ノンフィクションとしてあったとしても「誰でもそうなれる」といえば、それはやはり「ファンタジー」だからです。
お子さんのいらっしゃる方は、こういうことも一考されてみてはいかがでしょうか?
今回は短いエッセイですがさねもとでした。
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