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歩いて三分の場所にあるコンビニに行って、今日の夕飯と彼の下着やTシャツを買う。コンビニって本当に何でもあるから便利。
急いで戻ったので、まだお風呂からシャワーの音が聞こえた。自分の部屋からメンズの短パンを出して来て、さっき買った下着とTシャツを脱衣所に置く。
部屋着に大きめサイズを使う、私のこだわりが役に立って良かった。短パン、メンズサイズのMだけど多分彼なら大丈夫だろう。
「着替え、コンビニで買って来たから使ってねー」
蛇口をキュッと捻る音が聞こえて、シャワーの音が止まる。
「ありがとうございます」
ちゃんと返事が返ってくる。よし、大丈夫。彼だけラフな格好で、私がスーツだと違和感があるから着替えようと自分の部屋に向かった。
バタバタしていたからあまり気にしなったけど、私自身も結構濡れている。彼が、気を遣って私が濡れないように傘を差してくれていたけど、それでも二人で入っていれば濡れてしまう。
部屋着に着替えてリビングのソファーに座る。やっとちょっとホッとする。
そこで、この状態を改めて考える。私、あの子のことどうするつもりなんだろう……。何であそこにいたのか、訳を聞かないことには始まらないけれど……。
自分らしくないことをしているな自覚は多いにある。んー、どうしよ?
ガチャッ
彼がお風呂から上がったようで、リビングの扉を開けて入って来た。白Tシャツも短パンも問題なさそうだ。
「あのっ、着替えとか色々ありがとうございます」
律儀に、ちゃんと頭を下げている。会ってからここまで、ずっと謝罪とお礼の繰り返しだ。
「良かった。こっち来て座って。疲れたでしょ?」
私は、自分が座っていた三人掛けのソファーの隣を指さす。彼は言われた通りに、一人分の間を開けて隣に座った。
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