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「俺の幸せって、親が決めるもんじゃないだろ。俺が決めるんだよ。麻海がそばにいてくれることが俺の幸せなんだよ。だから俺が直接柚と話してくるし、麻海としか結婚なんてしないからな。」
「………わかった。好きにしていい。とりあえず紗季子さんを追いかけてくる」
父さんは、そそくさと部屋から出ていった。拍子抜けするな。あんな二人始めてみた。ていうか、母さんにはあんなに弱いのか。
想定していたことじゃないことが起きて、拍子抜けした。二人がリビングで話し合ってるのを尻目に、実家から出ていった。
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