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「赤くなるところがすごく可愛いよシャロン…ねえシャロン今付き合っている男はいないんだろう?」
「何よ!そんなことあなたに関係ないじゃない」
「いや、一応僕のせいでこんなことになったんだ。もしいるなら謝った方がいいかと思っただけだ」
「そんなの…あなたが心配しなくていいわよ!ジェリーこそ待ってる人がいるんじゃないの?こんな所で夜を明かして困るんじゃない?」
「僕に付き合っている女がいるって?そんなの…付き合ったのはお前しかいない。今も過去にも…」
また上手いこと言うのね。あなたがいろんな女と付き合ってたことは知ってるんだから…
二度と騙されないわ。ええ、絶対に二度と…
「いいのよジェリー、今さら隠さなくたって、わたしたちもう何の関係もないんだし…」そう言いながら胸は嫉妬でうずいた。
平気な顔をするのよ。あなたに女がいたって関係ないって顔を…
その時彼の電話が鳴った。
ジェリーは着信画面を見た。彼は急いで部屋を出ると電話に出たみたいだった。
ほら、やっぱりね。女から電話がかかって来たのよ。
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