2度目の絶望

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2度目の絶望

俺は少し見上げるのが遅かった 目の前では工事をやっていた俺は1歩遅いんだいつも。やばいと思った瞬間にはもう ガツン さっきまで隣にいた真奈が居なくなっていた 目の前でやっていた工事の鉄柱が落ちてきて真奈を貫いた。 周りの人達のつんざく悲鳴が聞こえた。『きゃーーー!!』風鈴の音が木々の隙間で空回りしていた。 これは二回目、、、また悪い夢、、そう思っているのに涙が止まらない。 そこにいた陽炎はわざとらしい感じを醸し出してまた笑っていた。 ふと真奈を見た。その横顔は、分からない、、勘違いかもしれないけれど、、笑っている気がしていた そしてまた陽炎を見たまだ笑っているそれは『これは夢じゃない現実だ』とでも言うように朝笑うような感じだった また、真奈を守れなかった、、、何も出来ない自分が悔しくなってまた、、涙が出た 俺はまたこの絶望感を味わった
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