性癖を拗らせた原因の〇〇〇〇に再会したのでヤらない理由がない

18/27
前へ
/27ページ
次へ
 ミーナは穴から顔を出した陰茎を二度と手放すものかと刺激し続けた。  コニーは興奮しているのか、プゥだかクゥだか獣人特有の鳴き声をあげている。 「される方が好き? ああ、童貞だったわね。どんなのがいいかなんてわからないか」 「うるせぇ……」  コニーは、詰られてなお猛りを尖らす。 「私が乗ってあげようか?」  そういうと、期待の為か、更に陰茎がのびてくる。  どうやらミーナのことが性的に嫌だというわけではないようだ。  戸惑いながらも受け入れてくれるコニーのしぐさに、ミーナは機嫌よく奉仕を続けた。  長い手足を押さえつけて、コニーの上に覆いかぶさる。  細いからと言って筋肉がついていないわけではない。 「コニー、あなたの体、きれいだと思うわよ。猫獣人よりうんと柔らかい毛ね」  腹側の長い毛に手を入れて、とろけるような柔らかい毛を堪能する。  耳も触りたくて、伸びあがって触れてみれば、毛の中にある耳朶は噛みちぎれそうなほどに薄い。 「猫ともやったのか?」 「……うーん、猫はすっごく誘わないとしてくれなくて。あんまり性に合わなかったというか、面倒だった」 「街に来ている猫だろ? 番いを探している奴を誘うのは大変なことだ」 「そうなの?」 「お前は薄く発情臭がする。街へ来る獣人は、番だけを探しに来るんだ。番い以外の匂いはつけたがらない」 「ええ? それじゃやっぱり私、何か嫌な臭いがしてたんだ……」  当たらずとも遠からずな結果にミーナは溜息をつく。 「そういうことじゃない。里に行けば、お前と練習したいやつなんか、たくさんいる。どんな種でもよりどりみどりだろうに――俺くらいしか相手をさせる奴がいないなんて難儀なことだ」 「なんだ、そうだったのね。まあ、でも私が里に行けるわけじゃないし、結局、獣人の番の対象じゃなかったってことか。あれ、じゃぁ、コニーはいいの? 番を探すタイプの獣人なんじゃないの?」 「馬鹿なことを言うな。一度は街を追われた犯罪者だ。俺なんかがいまさら番を探して何になる」 「じゃぁ、遠慮なくいただいちゃっていいってこと?」 「……」  コニーは難しい顔をしている。 「兎って絶倫てほんとかなぁ?」  コニーは抵抗せずにミーナの様子をうかがっている。  猛々しく飛び出したコニーの赤い剛直を挑発するように再びべろりと舐めてみる。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加