目を覚ますと

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すると、庭園の入口に立っていた男性が近くに来た。 「この薔薇僕のお気に入りなんだ。この薔薇はね。紅茶にするととっても美味しいんだよ。」 その男は言うと、佐久間に話しかけた。佐久間も、 「そうなんだ。僕も、この薔薇がつかわれてる紅茶好きだよ!」 と返した。すると、その男ははさみを取り出して薔薇を一つ切って佐久間に渡した。 「シルバー様も薔薇がお好きなんですね(●´ω`●)僕、最近ここを担当数用になって、先輩からシルバーという人には気をつけろって言われて、怖い人なのかと思いましたが、とてもお優しそうな方ですね。ちなみに、僕の名前はクテツと言います」 クテツという男はその場から立ち上がり佐久間を庭園内を案内してくれた。クテツは、佐久間の腕を引いて色々な薔薇の場所へ連れて行ってくれた。 「そういえば、ここの庭園に青い薔薇があるの知ってますか?」 クテツはそう言うと、佐久間を青い薔薇の方まで連れて行ってくれた。 「知らないかも。青い薔薇なんて聞いたこともないかも」
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