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春
雪解けの音と
眠りから覚めた土の匂い
夏
日差しの強さと
緑から降り注ぐ生命の輝き
秋
日々冷たさを増す空気に
鮮やかさが際立つ冬支度
冬
眠る大地をそっと覆う白銀と
試練の如く吹きつける寒気
季節が
巡っていくように
僕は
共に歩んでいきたい
決して
平坦ではない
そして
リセットなんて出来ない
そんな
四季のように
2人の気持ちも同じだと信じて
作り物のように思うかな?
無理だって思うかな?
そんなことないよ
ただ真っ直ぐに
僕に飛び込んでくればいい
目先の煌めきや
周囲の比較や
過去の話は
もうそろそろやめにしよう
憧れや理想的なシチュエーション
他人がやっているから
煌めいて映るだけ
羨望を集める話やアピール
切り取られた幸せな瞬間は
いつまでも続かないんだよ
10年前も昨日も
既に過去なのは同じ事
それなら
今を感じ
未来を想像する方が良くない?
都合良く
満たされるのは
簡単になった
だから
もっともっと
思い描く自分の幸せを
叶えてくれる
そんな人が他に居る
悲しい幻想も
また簡単になった
元々他人の2人が
相入れる
簡単な道のりではない事は
古代であっても
現代であっても
遠い未来であっても
不変な事だと
気付いて欲しい
僕は
それを気付かせてあげたい
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