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ここまで言われると例え反論したとしても容易に論破されてしまうだろう。
『あ、相手はちゃーんとわたしが見つけてあげるから。心配しなくてもいい男に目星をつけているからね』
『いい男なら叔母さんが結婚すればいいのに』
『あぁ、ダメダメ! わたしの好みじゃないもん。だけど幸穂なら絶対気に入ると思うから』
『……』
どうやら私の結婚相手は既に決定済みで、やはり最初から私の意見とか要望は全く訊き入れられないようだ。
こうして私は叔母の紹介で叔母の大学時代の後輩だという男性とお見合いすることになったのだった。
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