好きかもと思った

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好きかもと思った

僕の名前は棚上健多。歳は26歳。 このカフェのマスターをしている。 お店をやり始めて二年が経って平穏に日常が過ぎていった。 そんな今日、僕の長い、 長い片想いが始まるなんて 誰が予想しただろう、、、 それは突然始まった。 健 いらっしゃいませ。どうぞこちらへ、、、 こんな職業だけど僕は人見知りがひどい。 その分ほかのスタッフに助けられているところが多い。 後に彼女になって結婚する、永遠に好きな人が目の前に座っていた。 真っ直ぐ僕を見ていた。 リ あの、、、ブレンドをいただけますか、、、? 健 あ、、、かしこまりました、、、 なんだろう。 僕の知っている恋愛は友達でした。 で終わるような恋愛しかしたことがない。 そう、僕はいわゆる童貞だ。 昔彼女はいたけれど、、、 そんなことを考えていたら、コーヒーを作り終えていて。 健 お待たせしました、、、 普段僕は人に話しかけることなんてしなくて。 一緒に働いている隆二や リヴさんに片想いして二年目の時にお店の仲間になった留愛さんに接客は頼んでいるところがあった。 何度も来ている人くらいしか話しかけることが出来ないのだ。 だから今日も、隆二が気を利かせて 隆 お客様、このお店はどこで知ったんですか? と僕の替わりをしてくれていた。
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