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「アメリカーノでいいよね!?」
「うん。」
これが今の僕の週間だ。優愛のせいで、好きじゃなかったアメリカーノを飲むのが週間になってしまった。
初めに優愛に出会ったのは、4ヶ月前。家の近くのスーパーに行った時に、いつも飲んでいるコーヒーがあと1つしかなく『ラッキー』と思いながら手に取ろうとすると、手が重なってしまった。それが優愛だ。その後、カフェに行くと優愛がいた。
「あっ、さっきの!」
と声をかけてくれた。女性とたくさん話すのは緊張したけど、お茶をしながら話した。
そこからカフェで会うようになり、連絡先を交換して、仲良くなった。そして、僕はカフェに行くようになった。
「アメリカーノ2つで!」
「あの、僕あんまりアメリカーノ好きじゃないんですけど…。」
アメリカーノは好きではないのに、勝手に頼まれてしまった。だけど、頑張って飲んでみた。
優愛がいるからか、美味しく感じた。
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