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こんなことが起きる少し前の事…「二条終夜」は「ニア」を使って…連続不審死事件の謎を追っていた訳である。そして…ハンドラーを用いて…事件を解決する為の重要な情報を集めて精査していた。
シュウ「本当かい?ニア?」
ニア「はっ間違いございません」
シュウ「なるほどね?だとするとボク一人の手にはおえそうにないね?」そう呟くと…シュウはフッと息を吐いて真剣な表情を浮かべると顎に手を添えて考え事をし始める。
シュウ「心の声(かなりまずい展開だね?)」
シュウ「心の声(ほんとなら放っておいてもいいけど?あんなの野放しになんかできやしない)」
シュウ「心の声(はぁ…ボク1人だけならとっくに逃げてるのに…?けどそうも言ってられないな?)」シュウはそう言って…考え倦ねながら…空を見上げていた。
そしてその様子を見ていた「ニア」は毅然とした態度で二条に声をかける!!!?
ニア「ご安心下さいっシュウ様っ!!?その点も一切問題ございませんっ!!?」
シュウ「その様子だと何か策があるみたいだね?」
ニア「はいっ勿論で御座いますっ!!?」ニアはニンマリ笑ってそう言うとホログラム映像の様なモノを出現させる!!!。
ニア「この女は最近になってこの星で幅を利かせ始めた。エルステアを名乗る一団の隊長を務めており推定3万人以上の部下を抱えています。」
ニア「そして名をサラ・ヴァレンタインと言うそうですっ!!!?」
ニア「付近の住人の話によると女の存在を知ったのはつい最近との事でっ!!?」
ニア「それまで何をしていたか?何処に住んでいたのか?等詳細なデータが何一つない女です」
ニア「ですが…確かなのはこの女も我々が追っているレティオの店主を調査していて…近々大きな動きがあるらしいという事です」
シュウ「大きな動き?」二条はそう言うと不思議そうな顔でジッとニアを見詰める。
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