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25.
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「剛、神殿にはアイテムカードが必ず何処かに、隠されているわ?」
「…「のん」もう消えちゃたんだね?」
「ごめんね!また、奇跡は起きるから…?」
「剛、貴方の心と、今も交信出来て居るでしょ?」
「出来て居るよ…」
「剛、もう大丈夫だよね?」
「うん!」
「多分、アイテムカードは、神殿の裏辺りに、あると思うの?」
「うん!「のん」ありがとう!」
「早速、探してみるよ!」
「のん」に言われた通りに、神殿の裏側を探してみた。
すると…
「…「のん」あったよ!」
「アイテムカード…」
問題は…?
むかし、1.○○○が奥州へ向かう途中、この地に宿泊して白旗を立てて戦勝を祈願したことからこの神社が建てられ、このあたりを白幡と呼ぶようになったといわれています。また、もう一つの説として、2.○○を倒そうと3.○○○が伊豆で兵を挙げたときの話も伝えられています。
「剛、1.、2.、3.の○を埋めよ!」
「わかったよ!「のん」なんとか、やって見るよ!」
「ありがとう「のん」!」
「なんかあったら、また、剛、心にアドバイスするからね!」
「…「のん」愛してあるよ!」
「ありがとう!剛!」
「のん」からの交信が途絶えた…
俺は社号標がある鳥居付近の根元を探した。
すると、アイテムカードらしき小箱が見つかった!
「レオ、なんか箱があるぜ!」
「え、箱?」
レオは少し驚いた様子だった!
「おかしいなぁ?」
「テレパシーは、紙が頭の中に描かれたんだよ?」
レオも「ちがう世界」から「この世界」に来て、ロイを裁く事だけを考えここまで来たのだが…?
身体の不調が、俺は心配で…
「レオどうなんだ?」
「身体の具合は?」
「おかしな事に、台車に乗って休んだせいかかなり楽になったよ」
「でもね?」
「なんかテレパシーの精度が落ちた気がするんだ?」
「レオ、もうすぐこのゲームも終わりに近い」
「身体を直すのが先決だぞ!」
俺の憶測、いや、今迄の経験から、
「この世界」より時間が早い「ちがう世界」にレオは居て…
身体を動かす事により、身体の細胞が、退化していったが、情報の吸収が早くテレパシーに磨きがかり頭脳が進化した?
そこで、身体を休ませてた事から、
退化が治り、頭脳の進化が止まったのであった?
しかし、そんな単純な事かなのだろうか?
「レオ、それでいい…」
俺は、アイテムカードを得るため、小さな箱を開いた!
ロイは、横浜大世界に、ヨウは、横濱媽祖廟にアイテムカードを探し始めた…
広い道を進みヨウのアイテムカード場所は横濱媽祖廟で左側にあり、ロイより先に道を曲がった。
「じゃなヨウ!あとで落ち合おう!」
「そうですね!ロイ!」
「横浜大世界って?」
「なんなんだろう?」
「お、そうそう、キョウコから聞いてたわ」
「中華街最大のエンターテイメント施設?だったなぁ?」
「だんだん思い出した来たぞ!」
「アートリックミージアム、ベルばらの部屋リターンズ、笑顔変身写真館、横浜大世界マーケットなどあるなぁ?」
「まあ、開催してれば面白いが?」
「このキーワードで、どこにアイテムカードが隠されて居るんだ?」
ロイには少し戸惑いがあった?
「まあ、片っ端からキーワードを確認するか?」
「はじめは、アートリックミージアムからだなあ?」
「え、何だこれは?」
ロイはこの不思議さに絶句していた…
ロイが絶句した、アートリックミージアムで特に、エイムズの部屋が何とも言えなかった。
視覚錯覚で大きくなったり?
小さくなったりする?
「ここには、アイテムカードの隠し場所がどこか?」
「隠す場所なんて?」
「食いつき恐竜、さかさまの晩餐と特に無かったなぁ?」
ロイはアイテムカードは全て紙に書かれていると思い込んでいた?
そんな時…
レーザーアートシアターに差し掛かった…
レーザーアートに映し出された文字が!
アイテムカード?いやアイテムアートだった?
「そうか!そう言うことか!」
ロイは納得してアイテムアートの問題を理解した!
「問題は、アートリックミュージアムは何個の作品があるかだった?」
「わかった!回答は、7個だ!」
ロイは、正確判別機のマイクに向かって、正確は7個と回答した!
難無く正解得て武器をゲットした。
レオが見つけたアイテムカードは、杵築宮、子之大神の賽銭箱の中にあった!
レオに任せた、杵築宮、子之大神の賽銭箱周辺でまさか?
賽銭箱の中にアイテムカードが入っていたとは?
「レオ!また、えらいところに、アイテムカード入っていたなぁ!」
「うん、涼!どうやって取ろうか?」
「そうだなあ、壊すわけには、行かないし…」
「回収できる下にある箱には、カギがかかっているし?」
「涼!どうしょう?」
「レオ上から取るしか無いなぁ?」
「涼!上からどうやってとるの?」
「レオ!セロテープ持ってたっけ?」
「え、セロテープ?」
「うん!あるよ…」
「ゲームが始まる前に、付箋とメモ用紙とセロテープは、必要になるからと…剛に言われて持って来てたよ!」
「そうか、レオ、セロテープ貸してくれ…」
「あとは、棒みたいな木の枝ならあるな…」
「涼!なにするの?」
「この、木の枝先に、セロテープを貼って…」
「賽銭箱のお金が入る隙間から、セロテープ付きの木の枝を入れてアイテムカードに貼り付けるんだよ!」
「こうやってね!」
「そしてそーと賽銭箱のお金が入る隙間から抜き取るのさ!」
「へ〜涼!凄いね!」
「まあね!」
「なんで涼こんな発想が?」
「もう時効だよなぁ?」
「小学生の頃、小遣いが貰えず、この方法で失敬したんだよ!」
「え、涼、それって盗んだの!」
「まあ、まあ、レオ・・」
俺は赤面して、レオの顔を見て苦笑いで誤魔化した…
そして、なんとかアイテムカードをゲットした!
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