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28. 涼は、白幡八幡神社由来の問題で苦戦し、回答を全てレオに委ねていた? 「レオ!お前に任せた!」 「うん…涼、ありがとう…」 「意識を集中する事で、回答を導き出すよ!」 レオは、テレパシーによりネット情報を得て二択まで絞り込んだのだが? 「涼、今迄のテレパシーは、ネット情報だけを転写しただけなんだ?」 「これから、テレパシーでネット転写した数字を再度念じて…」 「降りて来た数字が回答だよ!」 「そうか、レオ!そこまでやれば、回答にたどり着くな?」 「まず、回答は⑴か⑶で」 「⑴3.51、⑶の3.53の内なんだよ…」 「51の「1」か53の「3」で…」 「今迄、霞んでいたんだけど…」 「はっきりしたよ!」 「え、レオ!どうしだんだ?」 「涼、それは、休んだことから、ネット情報を詳細にイメージ出来るようになったんだよ!」 「そうか、レオ!それで霞がなくなったんだ!」 「うん!そして、降りて来た答えは…⑴なんだよ!」 そして、⑴のアイテムカードを回答機に入れた! 回答のランプが点滅して、武器をゲットした! 「ヨウ!どうだ!アイテムカードあったか?」 ロイは、ヨウがいる5つの香炉に着いた! 「ヨウ!大丈夫?アイテムカードは…」 キョウコも福徳匹神からヨウがいる五つの香炉に着いていた! 「ロイ、キョウコありがとう!」 「なんとかアイテムカードを見つけたんだが?」 「問題が?」 「凄いわ!ヨウ!」 「凄いじゃないか!ヨウ!」 ロイ、キョウコからアイテムカードをゲットしたを賞賛された! 「問題は、これなんだよ俺は、ロイみたいに、サイコキネシス的、超能力無いから…」 「私、だって超能力、無いわよ…?」 「キョウコは「この世界」の女でしょ?」 「そうね…ケッケ…」 「ヨウ!問題は?」 「ロイ!これだよ!」 ヨウが探し出した、アイテムカードからの問題は… 2005年4月、横濱媽祖廟新築工事現場より明治・大正期の分銅印手焼き1.○○○・機械製1.○○○・有孔1.○○○やガラス2.○○、陶器破片などが大量に出土しました。 これは3.○○大震災以前及び震災時の中華街の状況を伝える大変貴重な史料である。 1.〜3.の正解を下の番号から選べ! ⑴ 1.おわん 2.ビン 3.阪神 ⑵ 1.レンガ 2.ビン 3.阪神 ⑶ 1.おわん 2.ビン 3.関東 ⑷1.レンガ 2.ビン 3.関東 「えっ!何この問題!」 キョウコが呆れた口調で、話し始めた! 「これは、ロイのサイコキネシスを使わなくても、普通に私、答えられるわ!」 「回答は⑷1.レンガ 2.ビン 3.関東だね」 「キーポイントは、一つはレンガかおわん、もう1つは、阪神か関東かで…」 「おわんは、はっきり違うよね?」 「おわんは、文面にあっていなし、凄く違和感あるよね!」 「そして、ここは、関東であり全く関西の阪神とは関係ない…その事から自ずと、⑷1.レンガ 2.ビン 3.関東が答えとなるの!」 「キョウコ!凄いね!」 「ありがとう!」 ヨウとロイかキョウコに礼を言い、回答機にアイテムカードを入れ、正解が点滅して武器をゲットした! 時間は20時を過ぎようとしていた! 俺達は、次のアイテムカードがある場所に向かっていた! 「剛、レオ!残りあと4時間を切ったなあ?」 「レオ!次のアイテムカードがある神社、テレパシーでどの辺のイメージかなあ?」 レオは、台車から降りてしっかり歩いていた! 俺が空の台車を押して進んでいた。 台車を置き去りにしないのはレオが体調を崩した時のための保険としたからだ… 「剛、体調はどうだ?」 「大丈夫ですよ!」 「レオ!次の神社は、かなり大きいでしょ?」 「今「のん」から情報が届きました…」 「レオ、何処なんだ?」 「うん!剛は今「のん」から聞いたと思うけど…」 「そこは、桜木町にある「伊勢山皇大神宮」だよ…」 「剛が言ってた様に、アイテムカード場所のキーワードが広い範囲にあるんだよ!」 「わかったよ!レオ、剛…」 「また、振り分けてアイテムカードを探そうなあ?」 「レオ!地図に大まかな印を付けくれ!」 「剛!その印の、名称を割り出してくれ!」 「うん!わかったよ!涼!」 「わかりました!名称を割り出しますね!」 「…「のん」と上手くコミュニティを取りますよ…」 残り少なくなり、俺達は総力戦でアイテムカードゲットを目指す事に… ロイ達も、中華街を出て次のアイテムカードを探し始めた… 「ロイ、あと、残り3時間ねぇ!」 キョウコがロイに話しかけた。 ロイ達は、中華街での探索に時間がかかり、俺達より1時間遅れていた… しかし、中華街に来ている事から、ゴールに近く、距離的にかなり楽ではあった? 「ロイ、次のアイテムカード場所のキーワードは?」 ヨウがロイに尋ねた。 「そうなんだよなぁ?」 ロイが曖昧な返事をした。 「え、まだ、あるよね?」 「アイテムカード?」 キョウコが追い打ちをかけるようにロイに尋ねた。 「なんとなく、サイコキネシスで頭の中に出ているだが?」 「いまいち、はっきりしないんだよ?」 「あっちの方も、限界に来てるし…」 ロイのサイコキネシスの精度が落ちて来ている? 物事に集中出来ていない? それは、女性との交尾をしていないからかは定かでは無いが? 「ロイ!どうしたの?」 「うん!なんか集中出来ないんだ!」 「ロイ!ある程度、サイコキネシスで分かるの?」 「うん!」 「じゃあ!片っ端からキーワードの場所を確認しょうよ!」 キョウコが決断して、ロイの朧げな情報と自分の感で… キーワード場所に向かう事にした! 俺達が向かう伊勢山皇大神宮まで、約1時間半かかる? 「レオ!途中にアイテムカードが隠されているキーワードは無いんだよなぁ?」 「無いよ!」 レオが素っ気なく答えた! それだけ、自信があるんだと俺は感じた? そして剛が… 「涼「のん」からも伊勢山皇大神宮にキーワードが出ている連絡がありました!」 「レオ、歩いてるあいだに大まかな、キーワード出せるかなぁ?」 「時間が厳しい事から、「のん」と整合が取れると時間、短縮で来るんですよ!」 「そうだな!剛!良い提案だなあ!」 「レオもそう思うよ!」 「今、レオのテレパシーに感じる、キーワードは…?」 「大まかに御祭神 天照大御神、由緒、社殿で…」 「細かくはお焚きあげ・人形のお預かりなどかな?」 「でも、テレパシーだけでは、全て確認出来ないよ?」 「レオ!「のん」から連絡が入って、感じるのは、レオが出した他には…?」 「キーワードとして、結婚、婚約、奉賛会、お守りなどがあり、ようチェックと言ってました!」 「レオ、剛、ありがとう!」 「これだけのキーワードが、わかれば、探す事に集中できるなぁ?」 俺達は、上手くコミュニティが図れ目的地を目指した…
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