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日々の刺抜きⅢ 放出問題1
連日の大騒ぎである。今回の決定から実施までえらい早かった。やればこんんなにスピーディーにできるんだと少し見直した。支払い事は時間がかかるがいただき事はスムーズに進む。
海に排水することに賛成する人などいないだろう。工場の排水を川に流すのを賛成する人などいないのと同じである。別処理法があれば海や川には流さずに処理して欲しいと思うのが普通の考え方だと思う。しかしながら他に手段がないから海や川に排水しているだけである。だから排水に『賛成』という言い方は間違いで『仕方ない』と言うのが正しい。他に処理方法が出来ればそうして欲しいと誰もが考える。
汚染水か処理水か、この言い方も間違いである。関係者は処理水と言いたがる。かつて敗戦を終戦と言った。敗戦記念日の方がいつまでも忘れないと思う。
工場で基準値まで処理されて排出されるのを処理水という。事故が起きて溜まった水を汚染水と言う。今回排出するのは汚染水を処理した二次処理水である。事故がなければ誰にも何にも言われずに済んだが甘かった。自然に負けない人工物は無い。自然を舐めているからこうなった。だけど仕方ない、我らが選んだ先生方が行うことだから結果我らの責任である。排水は我等の責任で行っていることである。もし反対ならその上に立って議論しなければならない。
またおかしいのが各国で排水の基準値が異なっていることである。問題となるのがトリチウムである。見たことない。こいつが悪さをするらしい。その悪の排出基準値が世界の原発で違う。こんなバカなことを今まで放っておいたのがおかしい。この基準を合わせないで高いの低いの言い合っても埒が明かない。関係者が『今回の汚染水処理水の数値はこれだけ低いのよ』と自慢げに言うのは鳥肌が立つ。お前がぶち巻いたトリチウムだろう。
タンクが一杯になったから放出と言うのもおかしなもんだ。タンクなんかいくらでも作れる。ここまでで満杯ですよと誰が決めたんだ。
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