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ヴァなっちとサワベがそうして楽しんでいた頃…地下に行った清水は秘密の地下迷宮を進んでいた。
話は数時間前に遡る。たなっちの指示で地下に辿りついた清水は地下3層にある部長室からしか行けない秘密の通路を歩いていた。通路の先には一つの書庫のような部屋があり‥様々な本がキレイに陳列されていた。
そして…書庫には音楽関連の雑誌が多数置いてあり…その中の1冊だけ明らかに他とは異なる本があった。
また本には鍵を差し込むスペースがあり‥たなっちの話によれば‥V系部の旗が置いてある部屋には特殊な3つの仕掛けを解除しなければたどり着けないらしくこれはその仕掛けを解除する為に必要な手順らしいとの事っ!!!?
暫く辺りを見渡した清水はフッと息を吐いて周囲を見渡す!!!?
そして「とりあえず開けてみるか?」と言って鍵穴にキーを差し込んだ。
数秒後…何処かで何かが動いたかのような振動が地下3層にひびいて…ガチャンっという音が鳴り響く。
恐る恐る…清水が本を開いて中を確認すると1本の鍵と何かの地図が入っており…意味深なメッセージが記入されていた。
清水「地図?」清水はそう呟いて地図を手に取って真剣な眼差しを向ける。
意を決した…清水が地図を開いてみると所々にバツ印が付いており…薄っすらと汚れていた。また妙な記号があって…ドクロマークの様な物も記されていた。
そうして彼が地図を眺めていると部屋の前を誰かが横切って行くのがわかり清水はそっと息を潜める
部員G「げっまた部長からの呼び出しだよ」
部員C「今何か音しなかったか?」
部員G「気のせいだろ?それよりこれなんの為に使うんだよ」
部員C「さぁな?ニケとロウガの餌じゃないのか?」
部員G「あいつら肉食だぞ。トマトなんて食うのかよ?」清水はその会話を聞きながら下準備が整いつつある事を確認すると静かに棚に本を戻してニンマリ笑う。
そして「次はB地点か?」と言うと足早にその場を立ち去って行った。
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