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「今や奴らはどこにでも入り込むからな。デンも近くになったことだしな。ずっと先生のフリをしてたみたいだな。授業もさしてやらなかったんだろうけどな」
「理科の授業はずっとなかったんだよ。なんでか知らないけど」
「悪魔達がなにか操作したんだろう。授業をしないで済むように。ほとんど蓮太の母親の近くにいたんだろう」
「なるほど」
「ただたまに学校に潜みにやってきていたということだ」
「初めてだよ。こんなの」
「先生として忍び込めば各家庭の状況も知ることができる上に定職を持っていたら蓮太の家の近くにいても怪しまれないからだろうな。悪魔を退治していかないともっと増えるよ」
「うん、危ないね」
「そう。このまま手をこまねいていたら悪魔が大勢、好き勝手にのさばって大変危ない。そうなる前になんとかしないといけないということだ。最終的には近くに来たデンをつぶさないとならなくなるだろう。」
「うん」
「ただ、すぐではない。まだレジメルを放ってる悪魔も地上に数体いるからな。レジメルを放っている者を片付けてからだな」
「うん」
「さ、じゃあ、教室に戻りなさい。ホームルームが終わったら行動開始だ」ジュアンはいった。
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