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「ギャ」理科の教師は短い悲鳴をあげて道の真ん中で頭を抱えて丸くなった。
ジュアンは剣を理科の教師に向けた。
「悪魔はほろびる運命にあるのだ。何をしても無駄だ」
ジュアンは理科の教師に切り(きり)かかりうでを切り落とした。
「レジメルを回収させるまで殺せないのが難点だな」ジュアンが独り言をつぶやくととうめいになっているみちよがクスクスと笑い声をあげた。
みちよの声を聞き悪魔はキョロキョロと周りを見渡した。しかし、みちよの姿はどこにも見えなかった。
ジュアンがまたじゅもんを始めると蓮太の母親の頭にのっている悪魔とレジメルはさらに苦しみもだえ、小さくなっていった。
「▲△%&・・・」
「や、やめてくれ」
「やだね」ジュアンは薄ら笑いを浮かべた。
「く、くそー」理科の教師は口を開くと中からぬめぬめとしたクモの糸のようなひもの様なものが飛び出して来た。
「まったくバカだね。何をやっても効きはしないのに」ジュアンは飛んでくる糸をさけ、剣で一刀両断した。
「▲△%&・・・」
徐々に小さくなっているレジメルはもう見えないくらいになって来た。
「▲△%&・・・」
「▲△%&・・・」
「▲△%&・・・」
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