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後日知ったが、エイミーは密かに門倉に恋をしていたらしい。
それを知った女性メンバーらが二人を接近させるために、その晩の集まりを企画したようだった。
やがて、門倉はエイミーの好意を知ったようだが、その後、二人が付き合った様子はない。
門倉はもしかしたら僕とエイミーのあいだを裂いたことで十分に満足したのかもしれない。
彼にそういう残忍な面があることを、周りの人間が誰一人見抜けなかったことが残念で仕方なかったが、おかげで僕が病的な被害妄想にとらわれていたのではないかという疑いが残る結末となってしまった。
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