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あれからいくらかの時間が経過して宝探しゲームでまんまと全員を出し抜いた浜谷美波は「空」を見ながら考えていた。
美波「心の声(ここに引換券が数百枚…そして…宝探しゲームの報酬である「クラウンヘッジ」がある)」
美波「心の声(私はこれを上手く有効活用して…1stステージを何とか切り抜けなきゃいけない)」
美波「うーん…困ったなぁ?ノープランだっ!!?」そう呟いた浜谷に青年が声をかける。
??「なぁーに言ってんですか?美波さんっ!!?」
??「あの時みたいに…やっちゃえばいいじゃないすか?」
美波「あんなのたった1回しか使えない小手先のイカサマだよっ!!?もう2度と同じ手は彼女に通用しないっ!!?」
??「そうなんすか?てゆーかそれ?どうするんです?」
美波「それを今考えているところ…ねぇそれよりキミはさ…このカード?どう思う?」
??「クラウンヘッジでしたっけ?使ったらいいじゃないすか?確か…1回だけ全てのJOKERの能力が使えるんでしょ?」
美波「まぁね?勿論私もそのつもりだよっ!!?ただね…こう思うんだ…使い所は真剣に選んで使わないと…後で後悔する事になる」
??「まぁそんなもんすよっ!!?それより俺は昨日の報復であいつが何かしてこないか?そっちの方が心配ですっ(笑)!!!?」
美波「確かにっ(笑)!!?くひひっ!!?そうだよね?よしっ決めたっ!!?これから…ノアちゃんたちと会ってくるっ!!?」
美波「このゲームで勝てたのは2人のお陰みたいなもんだしねっ(笑)!!?」浜谷はそう言うとニンマリ笑ってその場を立ち去って行った。
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