第13話「ヴェルシナ・アンナ・ローズ」

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ヴェルシナ「まぁ…管理人と言っても…建前上だけで単なる…お飾りなのだけれど?」 ヴェルシナ「それよりもあなた方もあの新聞を見て此方にいらしたんですの?」 アシル「そうだ!!?それ以外に何があると言うんだね?」 ヴェルシナ「いえっ!!?ただ驚いているのですっ!!?このメッセージを紐解ける者が居たという事実に」 アシル「意味深な?言い回しだね?まるで自分が〘犯人〙だと名乗っている様なものだっ!!?」 ヴェルシナ「ウッフフっ(笑)!!?お戯れはよして下さいっ!!?Mr.アシルっ!!?私自身驚いているのですっ!!?」 ヴェルシナ「突然…今朝開口1番でそちらの名探偵さんが私の屋敷の前に現れて…屋敷が狙われているかもしれないと言うんですもののっ!!?」ヴェルシナがそう言った先には…ニッヘル・クロードと言う名の私立探偵が居て…ニンマリ微笑んでいた。 ニッヘル・クロードとは…アッシュと肩を並べる程の〘頭脳〙を持っていると称されている〘探偵〙の〘1人〙であり…その知識と博学をもって数多の難事件を〘解決〙に導いて来た〘男〙であるっ!!? ニッヘル「いえっそちらの婦人が訳がわからないと言った様子でこちらを眺めていたので〘事情〙を〘説明〙したまでですっ!!?」 ??「んなことどーでもいいよっ!!?それよりボクは此処で何が起こるのか?そっちの方が気になるね?」 アッシュ「そうだね?予告では…本日の17時…陽が落ちきる前に…カラスの〘心臓〙を奪いに来ると記されているが…その全容は未だに掴めていないっ!!?」 アッシュ「単なる…宝石や絵画の類かもしれないし…そちらの貴婦人の〘命〙という〘可能性〙もあるっ!!!?」 アッシュ「失礼ですが…Msローズ?何か心当たり等はありませんか?」
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