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前回と同じ店で軽く食事して、すぐホテルへ行き……
そして、さっさと事を済ませたあとで、突然「今日で会うのは終わりにしよう」と告げられた。
どうしてと問いただすと、勝也さんはきょとんとした目でわたしにとどめを刺した。
「まさか、俺が本気だと思ってたの?」
「えっ?」
「だって澄香、そこそこ可愛いだけだし。痩せすぎで抱き心地悪いし。ベッドでめちゃくちゃエロいとかなら別だけど」
淡々とそう告げると、彼はシャワーを浴びにいった。
ショックでしばらく動けなかった。
のろのろと立ち上がり、服を着たところで、彼が戻ってきた。
「最初のとき、慣れてないところが可愛くていいって言ってくれたのに……」
それが、わたしができた精一杯の抗議。
でも、しらけた表情の勝也さんはタオルを頭からかぶったまま、わたしの前に立った。
「にしても程度ってものがあるだろう。はっきり言って、反応が最悪なんだよ。澄香さ、不感症だよ、ぜったい」
その、心ない言葉に打ちのめされ、それ以上、何も言えなくなってしまった。
この人にとって、3回のデートは単なるお試し期間だったのか。
信頼を裏切られて呆然自失のわたしを置いて、彼は素早く支度を整え、さっさと部屋から出ていった。
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