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包丁で、切り始めたわけだが
うまく切れなくて…
そしたら、後ろから
包丁を握る手を握られて
切り方を教えてくれたんだが
尻に、なんか当たってる気がする…//
天辻 悠
「ほら、集中しろ…」
ぐぬぬ…//
俺
薬城 御劔
「…ッ//」
尻に当たってるものが
気になってしょうがない…//
天辻 悠
「こうやって切ると…
火が通りやすいんだ。」
俺からそっと離れた天辻は
前もって用意されていたフライパンに
野菜油をいれ、そこに切った野菜を入れていき
フライ返しを渡された!
俺
薬城 御劔
「や、やってみる…」
俺は野菜と肉をフライ返しで混ぜてみたが…
どうも、うまく…混ざってくれない。
天辻はフッと笑って
また、背後から抱きしめられ
野菜炒めの、混ぜかたを教えてくれた…//
天辻 悠
「塩、コショウも忘れるな
ほら…もうすぐ出来るぞ。」
尻をまた、ひっぱたかれて
俺の背筋が伸びる//
俺
薬城 御劔
「さ、皿…用意する!」
俺は食器棚から、皿を2枚取り出し
よく混ぜながら炒めた、野菜炒めを盛りつけていく…
天辻 悠
「まあ、悪くない出来だな。」
天辻は、小さく笑みながら
一緒に食器をテーブルに並べてくれた。
俺
薬城 御劔
「やってみると、意外と簡単なんだな。」
俺はニッと笑っていたが
天辻に急に、肩に担がれた!
天辻 悠
「ああ、もう…我慢できない…//」
俺は、肩にかつがれたまま、寝室に運ばれた!
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