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「練習をしに行くか?」
「それなら今から煌蓮総本部に戻る」
来年、中等部になれば、授業はそれなりに出るつもりだが、それがウザいと思う煌大。
成績は優秀である煌大は、大学まで行きたいと思っている。
その為には、学校の授業を受けていただければ遅い。
それに現在、英語を父親である貴島煌牙に教わっているが、後、中国語、イタリア語、フランス語も話せるようになりたい煌大。
そしてある人物の事を思い出した。
だが、今じゃねぇ。
煌大は龍太郎に『帰る』と告げれば、龍太郎は迎えを涼に頼んだ。
「刃流祭が終わるまで休んだ方が良いかもな。唱の演奏を確実にしたいからな」
煌大の言葉を聞いて『そうだな』と答えた龍太郎。
刃流祭まで既に1ヶ月もない。
だからこそ、手を抜かず完璧な演奏にしたいと煌大も龍太郎も思っていた。
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