刃流祭

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翌日、学校に送ってくれる中村大和(なかむら やまと)に『和太鼓を全部コンサートホールに運んでくれ』と言った煌大。 『任せろ』と答えは中村大和(なかむら やまと)。 今日から刃流学園高等部の校庭に櫓を建てる作業が始まる。 櫓を建てるのは、煌蓮の建築部の達。 指示を出すのは貴島大牙(きじま たいが)。 昼過ぎには貴島忍星(きじま しゅうせい)貴島真琴(きじま まこと)が来るだろう。 刃流祭のポスターは、既に街のあちこちに貼られてある。 小等部は休みになるが、エイサーは小等部の校庭をOBの為に使う。 中等部の校庭は中等部の生徒達とOBが使う事にもなっている。 刃流学園の小等部の裏門に白のBMWを停めた中村大和(なかむら やまと)に『13時に迎えに来てくれ』と告げ、煌大は、龍太郎、忍夢(しのむ)結翔(ゆいと)玲音(れおん)と共に白のBMWから降りた。 向かうのは、屋上。 刃流祭の打ち合わせをする為に。
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