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忍夢と結翔と玲音がタイミング良く練習出来る様に、煌大が『5.4.3.2.1.スタート』と号令をかけた。
3台の太鼓の達人のゲーム機から一斉に音楽が流れる。
ズレる事なく流れた曲に満足しながら、忍夢と結翔と玲音を見て行く煌大。
貴島忍星と貴島真琴、そして錦織涼は舞台から下りて、3人が見える位置に立ち、その姿を見ている。
龍太郎は煌大の隣に立ちながら、自分の心の中で『1.1.1.2.1.3.1…』とリズムをとっていた。
千本桜は簡単なコースなら忍夢と結翔と玲音は満点だが、難しいコースになると誰かが音を外す。
だからこそ、俺は鬼コースを完璧に叩く。
烏より、和太鼓を極めてやると、強く決意した煌大だった。
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