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仕事部屋を出た煌大と龍太郎は隣にあるダイニングキッチンに移動した。
そこに居るのは、貴島煌弥の妻である貴島玲。
煌蓮総本部に住む殆どの者から『蝶』と呼ばれている。
「蝶、煌大蓮合を創った」
「煌大蓮合は何をするの?」
「女と子供と老人を守る」
「良いと思うよ」
「蝶も守ってやるからな」
「クッキー作ったけど持って行く?」
「忍夢と結翔と玲音の分もだ」
「何かするの?」
「宿題を終わらせる」
貴島玲から手作りクッキーの入った紙袋を受け取るとダイニングキッチンを出た煌大と龍太郎。
廊下を歩いてからエレベーターに乗り込み1階に移動して、煌大の父親である貴島煌牙が居るリビングに入った。
中には龍太郎の父親である雨宮琉も居るし、貴島忍星、中村健太、他に貴島煌弥と共に【煌弥蓮合】を創った中村大和、錦織涼、山下拓海が居る。
「俺は女と子供と老人を守る為に煌大蓮合を創った」
煌大が言った言葉を聞いて『ブッハハハハッ』と笑ったのは貴島忍星と錦織涼。
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