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「あ"?やんのか?」
威嚇するのは煌大だが、笑いが治まらないのは仕方がない事で、これは煌大が幼い時からだ。
「コロ助、涼、表に出ろや!」
負けるのが嫌いな煌大に『なんか必要?』と聞いてきたのは中村大和で、『烏に頼んだ』と素直に答える煌大は『黒鷺、行くぞ』と声をかけてリビングから出て行く。
ビルから出てマウンテンバイクに蝶から受け取った紙袋をハンドルにかけるとログハウスへと向かう煌大と龍太郎。
途中、忍夢、結翔、玲音を見つけたから、向かう先を貴島組の屋敷へと変更した。
宿題をするには5人では狭いログハウス。
煌蓮総本部を改装した時に、貴島組の屋敷は2階建てになった。
その事で貴島組の屋敷の2階に自分の部屋を用意させた煌大は、将来は貴島組を継ぐと決めている。
真似をする様に煌大の隣の部屋を自分の部屋にしてもらった龍太郎は、何処までも煌大と共に生きる覚悟はしている。
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