新たな煌蓮

7/13

489人が本棚に入れています
本棚に追加
/272ページ
煌大と龍太郎が去ったリビングでは、まだ笑いが治まらない貴島忍星(きじま しゅうせい)錦織涼(にしきおり りょう)。 『笑い過ぎて腹いてぇー』と言ったのは貴島忍星(きじま しゅうせい)。 2人を放置して会話を始めたのは、貴島煌牙(きじま こうが)中村大和(なかむら やまと)。 「煌弥が煌蓮を創立すると決めたのは、中2の時だったが、やはり煌大は何処までも別格だな」 「いつの間に計画してたんだか?」 「煌弥に真っ向勝負をしてきた煌大だから、負けたくなかったのだと思う。煌蓮を創立する事自体」 「煌大に関しては父親である事に自信がなくなるのも本音だ」 「煌牙だって産まれた時から煌蓮総本部で育っていたら【煌牙蓮合】を創っていたと俺は思う」 煌大の父親である貴島煌牙(きじま こうが)貴島煌弥(きじま こうや)を父親だと知ったのは、5歳になる前。 同じ様に煌蓮総本部で育っていたら【煌牙蓮合】が存在していたのかも知れない。 それでも【煌弥蓮合】は現在、株式会社煌蓮として、貴島煌牙(きじま こうが)が代表取締役となり機能している。
/272ページ

最初のコメントを投稿しよう!

489人が本棚に入れています
本棚に追加