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煌大と龍太郎が去ったリビングでは、まだ笑いが治まらない貴島忍星と錦織涼。
『笑い過ぎて腹いてぇー』と言ったのは貴島忍星。
2人を放置して会話を始めたのは、貴島煌牙と中村大和。
「煌弥が煌蓮を創立すると決めたのは、中2の時だったが、やはり煌大は何処までも別格だな」
「いつの間に計画してたんだか?」
「煌弥に真っ向勝負をしてきた煌大だから、負けたくなかったのだと思う。煌蓮を創立する事自体」
「煌大に関しては父親である事に自信がなくなるのも本音だ」
「煌牙だって産まれた時から煌蓮総本部で育っていたら【煌牙蓮合】を創っていたと俺は思う」
煌大の父親である貴島煌牙が貴島煌弥を父親だと知ったのは、5歳になる前。
同じ様に煌蓮総本部で育っていたら【煌牙蓮合】が存在していたのかも知れない。
それでも【煌弥蓮合】は現在、株式会社煌蓮として、貴島煌牙が代表取締役となり機能している。
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