いっしょの時間
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いっしょの時間
私は、何故かこの不思議な男の子が怖くなかった。 むしろ少しホッとした。 見た目にも何となく小さいときの弟に似てるし、初めて会った気がしなかった。 坊やはゆっくりと振り返りこっちを見た。 口のはしをあげクスクスと笑った。 「良かったらまた来てね。」 「ありがとう。」 私は坊やの頭に手を置き撫でた。
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