魔法
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「昼間はいつも一人ぼっちなの…。その時、テレビをつけるの。この箱が魔法がかかったようにしゃべり出すのよ…。でも驚かないでね。最初はびっくりして口も聞けなかったけど…。今では慣れてきたわ〜。」 「ぼくね…。いつも見てたんだよ。声を出して笑ったり、泣いたりしてとても楽しそうだなぁーって…。」 と男の子は片足をぶらぶらさせた。 いつも私を見てたんだ。 坊やを見た。 笑って私を見ていた。
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