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お城に行く前の準備
「アルス、アリアお城に行くためのドレスとスーツを買いに行くよ」
アルスとアリアには、帰ってすぐ説明をして行くかどうかを聞いた
嬉しいことにもう私がいるからお城も怖くないと言ってくれた
2人がお風呂に入っている間に少し泣いたのは秘密だけど
「「うん」」
服屋 yulirma
このお店は一流貴族がよく使う洋服店だ
「いらっしゃいませ」
うわっ
店員さんは、全員メイド服や燕尾服を着ていて統一感があり所作の一つ一つがとても綺麗だ
「この2人に合う服のオーダーをお願いします。」
「かしこまりました。色だけ決めてください。」
うーんアルスは金髪赤眼アリアは金髪碧眼
「アルスとアリア何色が好き?」
「「紫」」
「なんで?」
「お姉ちゃんと同じ色だから」
...すっごく嬉しい泣きそう
「じゃあ3人で紫の宝石を使ったネックレスをつけよう?」
と言うと目を輝かせた
「「うん」」
すごくすごく嬉しい
本当に
「私がアルスとアリアの服の色決めていい?」
「「うん!お姉ちゃんが決めて」」
「わかった。
アルスが黒ベースで赤色を混ぜてください。そしてアリアが白ベースで青色を混ぜてください。」
「かしこまりました。奥様は?」
......奥様?あぁ私か
「私は、薄い黄色ベースで紫色を混ぜてください。」
「はい。一週間後また来て下さい」
帰り道
「アルスとアリアはあれでよかったの?」
「「うん!お母さんと同じネックレス...嬉しい」」
グサッ
うん 最高級の作っちゃお
「ドレスとスーツを着る当日に渡すね」
「「やったー大好きお姉ちゃん」」
この日は、とても幸せな一日となった
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あの時店員さんが奥様といったのは、
単純に子供がいたのと呼び方が分からなかったらしい
ちなみにお店の名前は、ユリルムです
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