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第二章 移動馬車での話
〖 昔々ある組織が各国にあった四つの黒い柱の封印を解いた。それが全ての始まりだった。各国で、魔法を放つ獣(魔獣)が大量に現れ暴走し黒いボスが誕生した。
竜人国には、「後悔の巨大な悪魔」
獣人国には、「絶望の巨大な鉄人形」
人間国には、「深淵の巨大な邪龍」
魔人国には、「狂気の巨大な呪狼」
国は大量の死者をだし各国の王は、悲しんでいた。そんな時神から神託が降り、後に「聖王」と呼ばれる勇者がこの四体のボスを封印した。が、これで終わりではなかった。その1年後「闇王」という四体のボスの頂点が現れた。勇者は倒す事は、出来なかったけれど命と引き換えに封印し、
「もし、また黒い柱の封印が解かれたら「闇王」は、復活する」と言った。そして平和が訪れ皆勇者に感謝した。
と言う話じゃ〗
馬を引きながらおじいさんが言い聞かせるように言う
この状況になったのは、今から数時間前...
「うーん...人間の国ヒューラン王国ってライオード獣王国から1番遠いんだよな」
「魔法と歩きで行くか...」
ライオード獣王国からヒューラン王国への距離は軽く10万km以上ある
魔法を使えばそれ程時間は、かからない
「うわぁぁぁー!誰か助けてくれ」
9万km程「浮遊」で移動した所で、人間特有の声が聞こえた
「...ゴブリンとワーウルフか、」
ゴブリンとワーウルフはよく群れる魔獣だ、前世でよく言う「弱い奴ほどよく群れる」とはまさにこういうヤツらのことを言う
塵にするか
「炎の牙」
ガブッ
ボォォォワァー
「ギャャァ゙ァ゙ァ゙」
ゴブリンは、世界一臭いと言われている
なら燃やして一瞬で塵にすれば、臭くない
「あの...助けていただいてありがとうございます。もしヒューラン王国へ行くならお礼と言ってはなんですが......馬車に乗りませんか?」
お言葉に甘えようかな
「お願いします。」
私は人間国、ヒューラン王国に行く際に耳と尻尾を隠し髪を茶色にした
ヒューラン王国では、金髪は貴族、王族は赤髪と髪の色がそうなっておりハニーブロンドでは、見る人によっては金髪に見えるから目立つのだ
「そうそうヒューラン王国には、こんな昔話があるんですよ......」
そして冒頭に戻る
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国場所的には、
人間国
魔人国 ユルドラ 竜人国
獣人国
となっています
人間国から獣人国が約10万km
人間国から魔人国が約5万km
人間国から竜人国が約5万km
となっています
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