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部屋での会話
「さて、まずはレディ何故この国に来たんだ?」
「ん?世界を旅したかったからですけど...」
「え?」
全員の声が重なった
なんか変なこと言ったかな?
「...そんな理由でこんな危ないと他の国から噂が拡がっているはずの国に来たのか?」
「えっとそうですけど...」
うわっなんか全員にドン引きされてる
ちょっと凹むんですけど
「えっとギルドカードを見せてくれないか?」
「あっどうぞ」
するとあら不思議
ギルドカードを見た6人は、目を見開いて三白眼になり口は半開きになった
5分後
「え?Sランク冒険者?しかも獣人じゃん」
「え?色々やばくね」
「しかも16歳の美少女」
「あいつの趣味ドストライクじゃん」
「は?え?んんん?」←理解不能者1
「......チ────ン」←理解不能者2
「......ハッ」
数分後我に返った皆は声を揃えて言った
「今すぐ国に帰れ」
「え?酷くないですか?」
「(無視、聞こえてないとも言う)......よし」
「まずは下にまともな冒険者だけ集めろ」
「はい」
とてもいい返事だった
数分後
「集めました」
「よーし下に移動するぞ」
「わかった」
なんかずっと忘れられてるような
ていうか私の意思は?
まぁいいや
「あっミレダさん!一番難しいクエストありますか?」
「えっとクエストだったら天空のダンジョンのボス討伐です。」
天空のダンジョン?すごく楽しそう。
でもミレダさんは、顎に手を乗せて険しい顔をしている
「どうしたんですか?」
「天空のダンジョンは、その名の通り天空で地面がないから飛ばなきゃ行けないんです」
「なら、大丈夫ですよ!私獣人なので人より多く魔力があるので」
「「「「「え?」」」」」
っと言ってミレダさんと周りにいた冒険者は、固まった
そこへギルドマスターが来た
「レディ先に行くなって...なんで皆固まってるんだ?」
「まじで?嬢ちゃん獣人なの?」
「え?うん」
ギルドマスターと同じ反応だな?もしかして獣人入れないとか?いやでも門番に見せた時入れたしな
「今日は、このレディについて話がある」
「このレディは、さっきも言った通り獣人だ!ギルド全員で守るぞ!!」
「はい」
全員で息を合わせて返事をした
正直五感がいい獣人からすると頭が痛いほどの大声量だった
「まずは自己紹介するか」
「俺はクレイル・フォン・ヒューラン見ての通り王族だ」
「俺はラピルルスのリーダーの
タンルミ・キキリスだよろしく」
「......~ー」
と何十人かが自己紹介していき私の番
「私は、ミリ・セレーンです。一応ソロのSランク冒険者で獣人です。よろしくお願いします」
「........」
その言葉に全員かたまり…
「えええええぇぇぇ」
叫んだ
わぉさっきのギルドマスター達と同じ表情になってる
ラピルルスメンバーとギルドマスターは、もう驚いていないが
「さて、ミリ今からこの国の現状を話す。さっき今すぐ国から出て行けと言う言葉の説明も兼ねてな」
「わかった」
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