国が乗っ取られた日sideクレイル

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国が乗っ取られた日sideクレイル

   僕はこの国の第一王子として生まれ何不自由なく過ごしていた  それが崩れたのは......  僕の18歳の誕生日に宰相が大量の子供を人質にして王位を乗っ取った日だ  それから家族は捉えられ僕だけギルドに逃げ込めた  父と母は、元 A ランク冒険者で信頼が厚かったから  そしてそれから2年後僕は見た  僕が一番信頼していた従者やメイドが公開処刑されているのを  中には子供もいたのにその日僕の心は 「復讐」  の一言に染まった  そんなある日ギルドに似合わない美少女が来た   そして美少女はミリ・セレーンといい獣人だと 言った  だから僕は逃げろと言った  宰相の趣味が、獣人をぐちゃぐちゃに犯し苦しめ辱めるという最低な趣味を知っていたから  絶対にこれほどの美少女...  あいつが欲しがるから  でもその事を言っても彼女は嫌だといい 「ねえ、私と取引きしません?」  と取引を持ちかけてきた
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