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閑話 国王夫妻とミリ
「国王陛下および王妃様初めまして」
「私は、ミリ・セレーンと申します。」
このような状況になったのは昨日
「たしか今日ギルドに呼ばれてたよな...」
「こんにちは~」
「ミリ!!」
え?クレイル?なんでいるの?もう城で暮らしているはずだよね?
「クレイルなんでいるの?」
と、聞くと
ゴンッと音を立てて土下座した
「??????」
どうしたんだ?
「ど、どうしたの?」
「お願いだ!!謁見してくれ!!!」
「わかったから土下座しないで!」
「仮にも王太子でしょう!」
「ありがとうミリ!
じゃあ明日だからよろしくな!」
「.........は?」
クレイルは「にこ~」っと笑っている
「言質は、取ったぞ」
「......死ね」
「あははははっ」
こういうことだ
「クレイルが無理を言ってすまなかったね」
「そして助けてくれてありがとうございます獣人国元宰相ミリ・セレーン様」
この国の王族は頭が軽いのか?
「すみません失礼なことを聞いてもよろしいですか?」
「なんだい?」
「この国の王族は、頭が軽いのですか?
少なくとも貴方達家族は、私に頭を簡単に下げたので.....」
「はははっ、いや軽くないよただ働き相応の礼をしただけさ」
「なるほどいいことですね」
そして数時間話し合った
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閑話 王妃とのお茶会
「ねぇミリちゃん!うちのクレイルもらってくれないかしら?」
お嫁に来ないか?ってことか
でも私は、恋をまだ知らない
それに世界をまだまだ旅したい
「ありがたいお話ですがお断りします。」
「やっぱり断られると思ったわぁ~」
「そういえば...宰相を変えたのミリちゃんでしょう?」
王妃様は、随分と頭が切れるんだな
証拠も何も残していないのに
「よく分かりましたね?」
「何となくよ何となく」
「そうですか」
そして何事もなく終わった
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