閑話 国王夫妻とミリ

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閑話 国王夫妻とミリ

「国王陛下および王妃様初めまして」 「私は、ミリ・セレーンと申します。」  このような状況になったのは昨日 「たしか今日ギルドに呼ばれてたよな...」 「こんにちは~」 「ミリ!!」  え?クレイル?なんでいるの?もう城で暮らしているはずだよね? 「クレイルなんでいるの?」  と、聞くと  ゴンッと音を立てて土下座した 「??????」  どうしたんだ? 「ど、どうしたの?」 「お願いだ!!謁見してくれ!!!」 「わかったから土下座しないで!」 「仮にも王太子でしょう!」 「ありがとうミリ!  じゃあ明日だからよろしくな!」 「.........は?」  クレイルは「にこ~」っと笑っている 「言質は、取ったぞ」 「......死ね」 「あははははっ」  こういうことだ 「クレイルが無理を言ってすまなかったね」 「そして助けてくれてありがとうございます獣人国元宰相ミリ・セレーン様」  この国の王族は頭が軽いのか? 「すみません失礼なことを聞いてもよろしいですか?」 「なんだい?」 「この国の王族は、頭が軽いのですか?  少なくとも貴方達家族は、私に頭を簡単に下げたので.....」 「はははっ、いや軽くないよただ働き相応の礼をしただけさ」 「なるほどいいことですね」  そして数時間話し合った   ✿.•¨•.¸¸.•¨•.¸¸❀✿❀.•¨•.¸¸.•¨•.✿  閑話 王妃とのお茶会 「ねぇミリちゃん!うちのクレイルもらってくれないかしら?」  お嫁に来ないか?ってことか  でも私は、恋をまだ知らない  それに世界をまだまだ旅したい 「ありがたいお話ですがお断りします。」 「やっぱり断られると思ったわぁ~」 「そういえば...宰相を変えたのミリちゃんでしょう?」  王妃様は、随分と頭が切れるんだな  証拠も何も残していないのに 「よく分かりましたね?」 「何となくよ何となく」 「そうですか」  そして何事もなく終わった 
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