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黒く闇に堕ちた自分を救った聖光 side白龍
「何だこの生物は」
眠っているミリを抱え邪龍いや白龍レイユルトは、理解を超える「ありえない」出来事に呆然としていた
「俺の呪いを解くなどこの世界の生物には、不可能なはずなのに」
白龍は、人々には知られていないが仮にも神の使いという立場であり
その強さも桁違いである
呪いに侵されればなおのこと
だからこそ聖王ですら殺すのでは、なく封印した
俺の「死」という運命すら変える存在か...
名前は…ミリ・セレーン
「俺、白龍ことレイユルトはミリ・セレーンに忠誠を誓う」
と.....白龍は、ミリに血を飲ませた
この契約は、主人が死ぬまで主人に使えるという禁術だ
「俺を救ってくれてありがとう」と、言い
白龍は、白髪に黄金瞳という人外じみた容姿で呟いた
「これからは、俺がミリを守る」
その時のレイユルトの顔は、慈しみに溢れた父親のような顔をしていた
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