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キャー♡♡レイもてもて〜(棒)
「待ってください」
と、レイの服を引っ張って引き止める女性
「あのっ、助けてくれてありがとうございます。私ラグルド魔帝国の第1皇女のシルフィア・ナ・ラグルドと申します。御礼をしたいので、ラグルド魔帝国の王城まで一緒に来てくれませんか?」
第1皇女殿下が、上目遣いと甘い声であざとく言う.....けれどそんなあざとさもこの最強白龍様の前では、塵となる
「無事でよかった。礼は、いらないよ」
と、レイがやんわりと断り裾から手を外す
「ミリ行こう」
そう言って私の手を取った瞬間...
さっきよりも大きな声で皇女様が叫んだ
「ちょっと待ってください」
同時にレイの服の裾を掴んだ
「その横の女性も一緒でいいので来てください」
...そう言いながらも私に向ける目がナイフの様に鋭いのですが?
「いや、本当に..「いいですよ」
この皇女様多分何言っても諦めないし少しギャフンと言わせたい
「え......ミリ?」
レイが困惑した様子で言う
本当にごめん。移動する時にちゃんと説明します。
後でレイの好きな物買ってあげるから!!
「本当ですか!ありがとうございます。では、この馬車に乗ってください。えっと貴方様が、私と同じ馬車でミリが、護衛達と乗ってください。 」
呼び捨て...
敵意あるなぁ
やはりどの生き物も恋愛が絡むと怖いな
「え、それは「はい。分かりました」」
「ミリ!?」
本当にごめん。
後で何回でも謝るからそんな子犬のようなウルウルした目で見ないで!!罪悪感がすごいから
「ふふっじゃあ行きましょう?」
そう言いながらレイに手を絡ませる皇女ついでに私に向かってニタァと笑う事も忘れない
いやー「いいですよ」って言った私が言える事じゃないけど...レイ可哀想相当嫌がってたなアレ..本当にごめん
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