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ハイド(獣人国の獣王)の学園時代の悪友?
「まずは、私の息子を呼んで話をしたいのだがいいだろうか?」
「いいですよ」
息子か...
確かラグルド魔帝国には、2人の皇子と双子の皇女だったかな?まぁそのうち第1皇女は...
コンコン
「お父様入っていいですか?」
「入れ」
うわぁイケメンだな。
魔帝は、グレーの髪に赤い瞳の美丈夫だけど息子さんは、ホワイトグレーの髪に赤い瞳の美青年...私の周りは、顔面偏差値が高いな
それにしても第1皇女は、茶髪に橙色の瞳...似てないな
「お父様どうしたのですか?」
「少し待て、今から全員楽にしていい。
私の事は、ルシファーと呼んでくれ!そして息子は、ヴァシル・ア・ラグルドだ。ヴァシルと、呼んでくれ」
「じゃあ私の事は、ミリでレイは?」
「俺は、レイユルトと呼んでくれ」
「あいわかった。
では、単刀直入で申し訳ないのだが...
ミリは、ライオード獣王国の元宰相だろ?」
なぜ知っている?私は他国には、顔を出さないという条件で宰相をやっていたのに...
私の顔を見てハイドは応えた
「あーそのだなハイドとは、竜人国の学園時代の悪友でな脅し..いやちょっと問い詰めたんだ」
...おい!しかも脅しって言ってるし
まぁいいかハイドの友達なら大丈夫でしょ...悪友だけど
「そうですよ」
「やっぱりそうか」
...なんか妙に目がキラキラしてない?
そういえば毒針のこと聞こ
「ルシファー少し聞いてもいい?」
「何だ?」
「私この国に恨まれるようなことした?」
「何言ってんだ?」
「いやー。この部屋に来るまでに1000本近くの毒針が飛んできたから...」
「それは本当か?」
「うん」
ブワッ
私が頷いた瞬間黒く禍々しい魔力が部屋に充満した
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