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第四章 アルザリア竜帝国と首席!?
今私は、アルザリア竜帝国の学校
アルザリア学園の入試試験に来ている
正直少し受けるまで大変だった
この学校どの種族でも16歳から入れるが、獣人や竜人など途中で成長が止まる種族だけ年齢をちゃんと確認するというルールがある
なので私は、人族として入学することになりその際の親代わりをレイとローズにしてもらった
その際レイとローズに平凡な人の姿に変装してもらった
そのままの容姿で行くと何かと目立つ
ちなみに私の容姿は、茶色の髪に紫眼
至ってどこにでもいる髪と少し珍しい瞳という感じだ
そして今私は、筆記試験を受けている
正直すごく簡単だ
数学は、中学卒業レベル
地理は、色々なところを回ったからわかる
国語は、全ての国の言葉を制覇しているから分かる
理科は、魔法のおかげか進んでいなく小学校高学年レベル
他に魔法学や騎士学、淑女学があるがどれも宰相の時にアルスとアリアに教えるために覚えたからわかる
まぁ簡単だ
「首席は、流石に平民でとったら目立つな...全教科90点くらいにしよ」
平民がいくら成績が良くても抜きん出た才能を持つ者は権力者に利用されることが多い。
だから利用されるのを避けるために調整をした
後に90点にしたことを後悔することになる
数ヶ月後
アルザリア王国
国立アルザリア学園
合否結果通知書
ミリ・セレーン様
合否結果
首席
合格
入学式は、〇月○○日です。
首席の為他の方より1時間早い7時にアルザリア学園へ来てください。正門で待っています。
学園長 リックベルト・アルザリア
「......学園長って王弟殿下じゃん」
私は、忘れていた
この国アルザリア竜帝国は、良くも悪くも平等
つまり王族だから一位になる訳では無い
なんと言っても学園長は、王弟誰もお願いすることも脅すことも出来ない
「なぁミリ、俺達はミリが学園に通っている間ハネムーンに行ってもいいか?」
......ハネムーン・蜜月・新婚旅行
新婚旅行!?そういえば行ってなさそう
まぁいいかローズとレイは、その間楽しくないだろうし連絡なら魔道具ですればいい
「楽しんできてね?お金は、白金貨1000枚渡すねこれくらいあれば楽しめるから!」
「ありがとうな」
「え?ミリ本当にいいの?」
「いいよいいよ!久しぶりの再会でしょ楽しんできてよ」
「ありがとう」
「俺達は行くな!じゃっ何かあったら連絡する」
「危険があったらすぐに言ってね?」
「わかった」
「四年間楽しんできてね」
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ラグルド魔帝国では、バタバタだったしハネムーンでゆっくりしてほしい
それに学園では、寮生活を四年間続けるから丁度いい
一人か....なんだかんだ森を出てから必ず周りに人がいたな
森を出てから人とすごく関わっているな、と今更ながらに思った
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