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傷が癒える。と言う摂理に毎回俺は救われている。クォンが世界政府におけるレヴェリーで、唯一廃刀令を挙げた男だった。ミスターリベラルと言う程にクォンは形式的にレヴェリーを熟していたのだ。「優しい男だな。レフィル。その優しさが命取りだ。今私に放った貴様の斬撃は世界、はたまた宇宙を駆け巡り、レフィル…貴様の…ぐはっ!」眼前で傷が完治し、俺を諭し出したクォンだったが、宇宙なりを駆け巡り、2撃目を為した。「ちっ!流石にか…。」俺の覚悟は吹き飛び、韋駄天が如く、俺は一目散に逃げ出した。
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