秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる

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秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる

93aa3a1d-4959-4461-9fb2-f6c31f398a26   秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども           風の音にぞ おどろかれぬる  出典 「古今和歌集」  作者略伝 作者は藤原敏行(ふじわら の としゆき)。  平安時代初期の歌人。三十六歌仙の一人。父は陸奥出羽、按察使(あぜち)藤原富士麿(ふじまろ)。母は刑部卿紀名虎(ぎょうぶきょうきのなとら)(むすめ)。従四位・右兵衛督に至る。能書家としても知られ、少内記を勤めた。後世空海と並称された。  歌集に「敏行集」がある。また「古今和歌集」以下の勅撰集に29首入集する。  「神護寺鐘銘」「江談抄」「日本紀略」などの能書あり。(公益社団法人 関西吟詩文化協会 詩歌紹介より)  古今和歌集(こきんわかしゅう)は、平安時代前期の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令により編集された和歌集。
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