23 ※R-18

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23 ※R-18

 ビッチングはΩになるまで性行を続けなければならない。  この能力を持つ者さえ珍しい上、Ωになるまでに要する時間には個人差がある。翔真がすぐにΩになれるのか、時間がかかるのかは、やってみなければ分からないことだ。  下がっていた熱が、また出始めた。  高熱が出たとて、性行を止めてはならない。  Ωになった時、αは頸を噛まずにはいられなくなる。つまり、ビッチングが成立すると共に、二人は番になるということだ。 「これからもっと気持ちよくさせるから」  蒼斗は翔真の脚を片方だけ持ち上げ、ほぼ横向きの状態で突き込んだ。 「やぁ!! これ……んぁぁああん……やめ……」 「翔真のヤダは、アテになんねぇって分かったわ」  注挿を繰り返しながら蒼斗が喜悦の笑みを浮かべる。    どんどん淫らになっていく翔真が、愛おしくして仕方ない。潤んだ瞳で蒼斗に視線を送る。  苦しそうなのに、感じているんだと一目で分かる。翔真を抱きながら、好きの気持ちが加速する。  翔真が絶頂を迎えると、今度は四つん這いにさせ突き上げた。 「んはぁっ! ふ、ん……ぁあ、ぅあ……」  体位を変えるたびに、微妙に違うところに当たるのが新鮮な快楽を与えていた。反り返った蒼斗の男根が奥の壁を何度も突く。 「また直ぐにイっちゃうよ、あおとぉ」 「いいよ。何度でもイって?」 「一緒にイキたいのに」 「心配しなくても、まだまだ終わんないから」
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