23 ※R-18

2/3

198人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
 翔真はドキリとした。そうだ。例えこれで一緒に達したとする。それでも翔真がΩになるまでは性行はやめられない。  意識が飛ぼうがなんだろうが、αがΩの頸を噛むまで続けなければならない。  後ろから突かれるたびに、翔真の先端からは白蜜が垂れ流し状態になっている。  もう、何をされても敏感に反応してしまうだろう。 「翔真、イキっぱになってる」  シーツは翔真が飛ばした白蜜に(まみ)れている。蒼斗は構わず背後から強く腰を打ちつけた。 「んあっ! はんっ! や、ん……」 「やだじゃないだろ? ここ、こんなになってるのに」  翔真の屹立を握ると、根本から扱き始める。 「はぁぁああっっ!! 同時はやめてっ、ぁぁあ。イく! イくぅぅぅ!!」  シーツに白濁が飛沫する。  全部出たのを確認すると、蒼斗は自分がベッドの上に座り、その脚に翔真を座らせる形で挿入した。  脚は左右に開かれ、背後から抱えられている。  これでは、脚を閉じたくてもできない。  それなのに、自分の体重でさらに奥まで蒼斗の男根が届いてしまった。 「深い、この体勢むり」  より深く這入るだけでなく、カナリ滑稽なポーズを取らされ、羞恥で顔から火を吹きそうだった。  蒼斗が胸の突起を弄る。指の腹で擦ると、爪先で弾いたり、抓ったり……。  翔真は特に胸の突起に軽く爪を立てられると反応がいい。蒼斗は確信してそれをする。
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

198人が本棚に入れています
本棚に追加