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途中でついてきた謎の背の高い男と涼し気な可愛らしい男も一緒に。
「まず、君は何者?」
これって未来から云々は言わないほうがいいよね。虚言癖ありって思われても嫌。
事実だけ。歴史を学ぶ姿勢と一緒。
「京極月夜。16歳。性別は女。」
「ふ~ん。それだけ?その珍妙な格好は?」
不味い。
だけどいくつもの修羅場いくつもの修羅場をくぐり抜けた私は目を見ていった。
「母が、洋服いいなあっといった私に死の間際に作ってくれたもので・・・。
持ち物は、母の遺品と家宝らしいです。見てはならないと言われたので。」
「なるほど~。じゃあ、てめえ、行く宛がねえのか?」
「旅をしており・・・。」
「お前、学問はできるか?」
「あまり・・・、しかし!!物事が知りたいのです!!今の国が!!どうなっていくのか!!」
「・・・、フッ、面白い。おまえ、気に入った。ここで働け。おなごとしては珍しい。」
な、なんとか!!
修羅場成功!!
なんかこの男が決定権持ってそうだし。
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