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まず、あのケーキを手に入れる。そして郁美に電話。
「やあ、郁美さん。僕だよ」
「ハロー、マイダーリン。突然どうしたの?」
「実は、君にプレゼントがあるんだ」
「あら嬉しいったらないわ。何をくださるのかしら?」
「KO・RE・SA!!」
ババーン(SE)
「んまぁぁぁぁ。ぬわぁんて美しいケーキなのかしら!!」
「そんなに興奮するなよ、ハニー」
「超美味しそうだから食べたいわぁ!!」
「もち&ろん!!」
「きゃあああ、素敵すぎるぅぅぅぅ」
「フフ、可愛い奴め。さあ、ボナペティ」
「いっただっきまぁぁぁす!!」
ケーキにルパンダイブする郁美さん。瞬く間に完食してうっとり。
「超……美味しい……」
「このケーキ、オペラっていうんだぜ」
「まぢで?」
「このオペラなら、見るだけじゃなく食べてもいいんだぜ?」
「SU・TE・KI……」
うっとりとした郁美さんに僕はそっと顔を寄せ、彼女もまた静かに目を閉じてスタンバイオッケー。
めくるめく二人の夜はコンディショングリーン……。
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