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そんな珉躪の気持ちを理解した孫策は…
孫策「…袁家に居場所がないなら
うちに来れば良い…。」
どうやら珉躪を信じると決めたようで…
優しい声で諭すように話しました。
…
…
…
珉躪「有難き幸せでございます。」
実は…珉躪、袁家を見限ったのも事実ですが
珉躪の母親は…袁紹が酒に酔った末に想いを遂げてしまった袁紹の正妻である劉夫人の女中でございました。
劉夫人「絶対に許さない!」
嫉妬に狂った劉夫人は女中を暗殺し、
珉躪を袁術へと丸投げしました…。
子どもの為になるかはさておいても
子どもが大好きな袁術からは、
可愛がられましたが…珉躪が大人になると…
袁術「可愛くないのぅ…
袁紹に良く似ておる。」
途端に…冷たく接されるようになりまして
袁家には…元々珉躪の居場所などない。
…
珉躪は孫策と共に新天地に行く事が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした…。
すると…
周瑜「おーい!」
2人を追い掛けてきた人物がおりました…。
それこそが周瑜でございます。
孫策「周瑜、お前も来たのか?」
孫策が馬を止め微笑むと周瑜は頷きました。
周瑜「孫策を支える事こそ我が宿命。
だからこそ…孫策が行くならば天の果てだろうと地の果てだろうと共に行こう。」
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